ライチュウ式ねこだまし 【ポケモンSV シーズン2 ダブル 最終95位】
雰囲気でポケモンをやっていたらシーズン2のダブルランクバトルで最終95位になったので構築記事を書きます。久しぶりにちゃんとポケモンをしましたが楽しいですね。
結構マイナーチェンジを繰り返したので順を追っていきたいと思います。
230117_かねの_完成パーティ
構築の経緯
シーズン2の初期にスカーフこごえるかぜ+眼鏡サーフゴーの鋼テラスゴールドラッシュ(以下テラスゴルラ)が一定数おり、テラスゴルラの火力が好きだったのでこんな感じのを組みたいと思いました。スカーフだと小回りが利かなそうだったので、隠密マントマニューラ(こごかぜ、ねこだまし、ふくろだたき、うそなき)とサーフゴーを並べて猫かこご風とテラスゴルラを撃つ構築を使っていました。20000位くらいを永遠にさまよっていましたが、猫+ゴルラに対する相手の動きが両守る、半減できる方が動いて等倍側が守る、テラスで半減して無理やり動くあたりであることがわかりました。また、こご風+テラスゴルラミラーをしたときにS操作役は鋼半減じゃないときついことがわかりました。この辺を踏まえて上の画像の構築になりました。
個別解説
147-111-78-×-125-170(92-4-20-0-196-196)
B: A162マスカーニャのトリックフラワー耐え
D: C185サーフゴーの眼鏡シャドボ+C172シャリタツのダブルダメこご風耐え
S: 最速ガブ抜き
5,6世代でボルトロスの電磁波ケアのために採用していたポケモンがとうとう麻痺をまき散らすために生を受けてしまいました。相手視点に立つと猫+ゴルラから入ってくるので守らないといけないためねこだましはなくても問題ないです。また、環境に電気タイプが全然おらず、いるやつは放電とかパラボラチャージなので発動機会の多いせいでんきでの採用となりました。相手に触られるたびにお祈りができて楽しかったです。
175-174-101-×-96-135 (116-148-4-0-4-236)
H: 16n-1
S: 最速70族抜き
A: あまり
珠テラスゴルラの火力を信用していなかったので、削り切れなかった場合の掃除役として自信過剰のポケモンを採用したくて入れました。アクアジェットから入ることが多すぎて全然アクアステップが押せなかったのでなんか違ったかもしれません。地震を透かせてブレバが一致になる飛行テラスです。
183-182-116-×-105-169(0-252-4-0-0-252)
S: 一番速い
A: なるべく高い
ガブリアスが弱いことはないので強かったです。麻痺とアンコで結構起点が作れたので無理に見える盤面でも結構剣舞を押しました。ボックスにいたのがドラゴンテラスで腹が立ったため、一番先制技が透かせそうな霊テラスです。
167-99-111-194-110-150(0-0-0-252-4-252)
C: 一番高い
S: なるべく高い
サーフゴーと相性補完がいいため入りました。浮いている鋼は強いため鋼テラスです。
サーフゴー おくびょう おうごんのからだ@いのちのたま
163-58-115-185-111-149 (4-0-0-252-0-252)
C: なるべく高い
S: 一番速い
初手身代わりが強いだろうこと、身代わり持ってるサーフゴーは火力アイテム持ってないがちなので意表が突けそうなので火力を高めるために珠です。ミラーで少しでも上を取るために最速にしました。
ニンフィア ずぶとい メロメロボディ@ものまねハーブ
191-76-121-131-151-98(164-0-196-4-4-140)
H: 16n-1
A: レイド産なので0じゃない
B: 11n
S: 最速ヘイラッシャ抜き
寿司対策に生み出された悲しい生物です。あくびとスキスワを覚えて一番強そうだったので採用しました。地面の一貫が気になったので飛行テラスです。
基本選出
前ライチュウ サーフゴー
相手は存在しないねこだましを警戒して鋼が等倍になる方は守ってくるので、半減で入る方にほっぺを擦り付けながら身代わりを押します。その先は相手がライチュウをどこまで警戒しているかを雰囲気で感じながらそれぞれ守ったりほっぺを擦り付けたりして盤面を取っていきます。相手にS操作されたらまもみがと痺れに期待してターン管理しながらなんかいい感じにします。
ドドゲザンがめちゃくちゃ重いのですが、ウェーニバルのことを信用できていないのでドドゲ+もう一匹きついのがいた場合はウェーニバルを出していました。だいたいサザンが抜けます。
イッカネズミ絡みはだいたいこの選出で勝てました。
イエッサングレンアルマ(コノヨetc)
後ガブリアス サーフゴー
グレンアルマに麻痺を入れることとバクアを当てることでなんとかします。コノヨザル+何かの場合サザンにいのちがけなのでサーフゴーに引きながら隣にほっぺを擦り付けます。トリルへの対策が相手がしびれるであったため、途中であくび入れ続けた方がまだ勝てることに気づきました。
シャリタツヘイラッシャ(以下寿司)
前ライチュウ サーフゴー
対面に麻痺を入れつつ身代わりを残しながら寿司が出されているかを見ます。合体にニンフィアを合わせないと無理なので同時に2体倒さないようにしながら裏を見て、いなかったら捨て気味にニンフィアを出してあくびを連打しながら残りを処理します。また、たまに舐めた選出をしてニンフィアを出さなかったのですが、合体した後でもライチュウの方が速い場合にはほっぺすりすりを当ててしまえばサザンドラでまひるみ狙って何とかなりました。
ガブ+アローorタイカイデン
前サザンドラ ウェーニバル
後サーフゴー ガブリアス
S操作役が鋼半減の追い風+ガブリアスの場合身代わりサーフゴーでどうにかできる盤面ではなくなるので、思い切り初手を変えていきます。タイカイデンの場合は悪波アクジェを重ねて追い風を押させないこと、アローの場合はアクアステップ悪波で少しでも抗います。どちらの場合でもサザンに鋼テラスを切って確実に動けるようにしておきます。アクアステップとアクアジェットをそれぞれ押し間違えた回はちゃんと負けたので、技選択は大事です。
この構築で1週間くらい潜ったところ、2万位台から瞬間30位まであげることができたので、少しマイナーチェンジをしてサブロムで潜りました。
230127_かねの_完成パーティ最終
変更点
ライチュウ→テラスを電気から飛行に変えました
ウェーニバル→Hを2削ってASに1ずつ回しました
ガブリアス→ドドゲザンの不意打ちがきつかったのでテラスを霊からフェアリーに変えました
サーフゴー→シャドボをたたりめに変えました
ニンフィア→性別を♂から♀にしました
最後の土日でサブロムで100戦回したところ、200~400位を往復する結果となりました。合体後のヘイラッシャがもれなくライチュウを抜いていたことや、ニンフィアのパワーが明らかに足りていないことがきつかったです。また、雨パのフローゼルがもれなく霊テラス手助けハチマキ雨ウェーブタックルしてきてサザンドラが倒れて負けたので、雨にも勝ちたいなあと思いました。
そんなこんなで最終日になってしまったので、いろいろ試しとこうと思い次のようになりました。
230131_かねの_完成パーティ最終2
変更点
153-85-80-×-110-178(140-0-40-0-76-252)
S: 一番速い
B: A205ドドゲザンのドゲザン耐え
D: C203サーフゴーの眼鏡シャドボ耐え
地震で壊滅することがあまりに多かったため、シュカで耐えられるようにしました。また、猫持ってないだろみたいな動きが体感増えてきたので猫だましを採用しました。さらに、一致イカサマが半分入るのは納得がいかなかったのでAを下げました。
このライチュウは早期購入特典の飛行テラスピカチュウから育てました。ありがとうゲームフリーク。
ヘイラッシャ わんぱく てんねん@たべのこし
257-120-149-×-117-40(252-0-4-0-252-0)
HDぶっぱ
あくびを連打するためかつ見せ合いの圧を高めるために基本選出以外の枠に寿司を採用しました。最終日に付け焼刃で合体するのは無理だと思ったので偽装にしました。イエッサングレンアルマに勝ちたかったので悪テラスかみくだく採用です。
シャリタツ ひかえめ よびみず@ハバンのみ
159-50-81-176-116-129 (124-0-4-156-4-212)
H:16n-1
C: 11n
S: 最速ペリッパー抜き
選出圧と雨パに強そうなので採用しました。なんか努力値無駄にしてて面白いですね。出さなかったので関係なかったです。一番マシそうだったので鋼テラスです。
基本選出(寿司込み)
前ライチュウ サーフゴー
1ターン目のライチュウがほっぺか猫かの差で、サーフゴーの身代わりはそのままです。守るがない分ライチュウが倒されやすいですが、Bに少し厚くしてシュカを持たせたことで2ターン目までは動かせました。また、ヘイラッシャは準速が多かったらしいので、最速ライチュウで上からほっぺを擦り付けることで、無理やり突破してそのまま後ろも倒せてしまう感じになりました。相手に寿司対策の選出を強いているのにこっちは基本選出で勝てるのでミラー(ミラーじゃない)も有利だった気がします。
イエッサングレンアルマ
前ヘイラッシャ サザンドラ
後ガブリアス サーフゴー
バクアあくびをとにかく当てて雰囲気で勝ちます。ワイドフォースのタイミングで悪テラスを切ってかみくだくと意表が突けます。この構築で10試合くらいしかしてませんがちゃんと勝てたので良かったです。
この構築に変えて最終日にサブロムで2桁に乗ったので、いったんやめてメインロムの順位を見たら101位だったので一勝して69位にして寝たら表題の順位になりました。
一つの構築を使い続けて少しずつ改善していく楽しさ、自分で構築を組む楽しさ、環境の変化の速さ、ある程度の順位になったあとの対戦することの怖さ、麻痺で運勝ちし続ける楽しさをすべて教えてくれた、とても思い出深い構築となりました。
シーズン3の構築なんも決まってないので無限の可能性を秘めておりとてもワクワクしています。
最後に、ライチュウの嘘泣きはピカチュウまで限定の技マシン技なので、育成の際は気を付けてください。
長文乱文失礼いたしました。ここまで読んでいただきありがとうございました。